歴史

軍隊は自警団とも警察とも違ふ ~沖縄戦・渡嘉敷島「住民自決命令」はなかった~ 皇紀2685年

 今迄のところ、沖縄でこの問題に附属して必ず囁かれる赤松嘉次元大尉に関する女性関係は、島民と、旧軍の関係者からは全く提出されてゐない。島民の一人の 「うちの村では、女子はきちっとしてゐました。他の島のやうに、兵隊の子供を […]

ソ連軍の満州・内蒙古に対する急速進撃の目的とは ~複雑な国際情勢~ 皇紀2685年

 国民政府の正規軍以外には、投降したり、占領したりする事を禁止するといふのである。当時、支那政府として認められてゐた重慶政府としては、当然の要求であった。しかし、現実には、支那各地で、中共のゲリラ部隊が、日本軍に対し即時 […]

純然たる復讐行為 ~東京裁判とニュルンベルク裁判における規定の違ひとは~ 皇紀2685年

 本裁判は国際裁判に名をかる各連合国の純然たる国内対策を目的とする復習行為に過ぎなかった。即ち、戦勝の誇りに酔った国民が日本軍の残虐行為の罵倒に夢中になってゐるのに、その責任者の一人さへも処罰できないでは、指導者の面目が […]

卑弥呼の都城 ~筑前中域~ 皇紀2684年

 卑弥呼が魏朝から贈られた銅鏡百枚とは何か。その解答の為の問ひが、”日本列島弥生期の遺跡から出土する銅鏡の分布中心はどこか”と。その答へは、意外にも簡明である。 (図壱: 古田武彦著 よみがえる九 […]

三角縁神獣鏡問題 ~横軸と縦軸~ 皇紀2684年

 三角縁神獣鏡は支那からは出土しない。即ちこの鏡は支那製の鏡ではなく、日本製である。従って卑弥呼が魏朝から贈られた魏鏡ではあり得ない。 これは、王仲殊氏による「日本の三角縁神獣鏡の問題について」といふ論文の核心である。 […]

「世紀の愚策(ポーランド独立保障宣言)」をとらせたのはルーズベルト ~裏付けるポーランド政府の文書~ 皇紀2684年

 フーバーは、なぜチェンバレンがこれ程の方針転換をしたのか理解できなかった。その理由を探らうとした。 一、チェンバレンは、自分が(過度な)宥和主義者ではないとアピールしたかった。 二、英仏両国によるドイツに対する虚勢を張 […]