第70篇(ハミルトン) 強力な行政部 ~その単一性~ 皇紀2684年
『ザ・フェデラリスト』は、アメリカ政治思想史上では、まづは第一に上げられる古典になってゐる。 『ザ・フェデラリスト』は、三人(アレクザンダー・ハミルトン、ジョン・ジェイ、ジェイムズ・マディソン)が、思想家ではなく政治 […]
『ザ・フェデラリスト』は、アメリカ政治思想史上では、まづは第一に上げられる古典になってゐる。 『ザ・フェデラリスト』は、三人(アレクザンダー・ハミルトン、ジョン・ジェイ、ジェイムズ・マディソン)が、思想家ではなく政治 […]
菅直人氏が橋下徹氏の弁舌をヒトラーを思ひ起こすと公言したが、恐怖政治の語源は、フランス革命時の主導者たるロベスピエールらによる政治手法からきてゐる。 そのフランス革命時に存在したジャコバン・クラブの傀儡であったのが、 […]
退位特例法たる法律は、輔弼の域を越えてゐる。現行の占領典範が皇室弾圧法である事は、条文の解釈たる形式で、以前投稿した。 [皇室典範: 皇室弾圧法(占領典範)の欺瞞] 日頃から私は、法的に無効な占領典憲の無効確認、大日 […]
バークは、名誉革命を、ピューリタン革命やフランス革命とごた混ぜにするのではなく、区別する必要があることをここで述べてゐる。 『旧ユダヤ人通りのこの紳士諸君は、1688年の「革命」をめぐるすべての議論において、実は、イング […]
以前、バーク保守主義についての記事を投稿した。 真正保守(自由)主義とは何か? 「エドマンド・バーク著 フランス革命の省察」から学ぶ 俺は、元は十代の頃から歴史が好きで、憲法や保守思想を調べ始めたのは寧ろ二十歳を超えてか […]
昨今、我が國においても、「保守」なる言葉がよく聞かれるやうになった。 しかし実態は、保守といふ言葉だけが一人歩きしてをり、これでは左翼の手玉にとられてしまふ。 西洋哲学といふと、戦後の左翼教育を受けた現代の日本人は、「ル […]
戦後の左翼教育では、 大日本帝國憲法下では、制限なく悪法を作れて自由を制限出来、 占領統治憲法下では、とにかく自由だ。 と大半の日本人は、教はったと思ふ。 だが、その占領統治憲法には、ちょくちょく「公共の福祉」といふ言葉 […]
本来民主主義とは、良しくも悪しくも、自由を守る為に導入された手段に過ぎなかった筈である。 だが、いつしか左翼勢力の台頭により、完全なる民主主義を実現することが至高の目的とされ、この目的を達成する為に、「自由にせよ、解放せ […]
もっとも、帝國憲法の個々の「内容」に対しては、不満がないではなかった。しかし、その不満は、戦後誤解されてゐるやうな事とは正反対に、幕僚軍人とか、新官僚とか、民間でもどちらかといへばむしろ右翼がかった人々等に多かったのであ […]
帝國憲法第四條 「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ」 天皇は、憲法の条規に従ひ行はなければならない。と書かれてゐる。 この観点からも、俺自身、「天皇機関説」は何の問題も無いと思ふ。 これに対 […]