「理、性、命」と荻生徂徠の『弁名』 ~ 伊藤仁斎と荻生徂徠 その三 ~
以前の投稿で、伊藤仁斎による「命」字の語法について説明した。 伊藤仁斎の「命」字の語法 ~ 伊藤仁斎と荻生徂徠 その二 ~ 朱子学(性理学)に於ける「命」について、今一度おさらいしておかう。 『命の一字二義あり理を以て言 […]
以前の投稿で、伊藤仁斎による「命」字の語法について説明した。 伊藤仁斎の「命」字の語法 ~ 伊藤仁斎と荻生徂徠 その二 ~ 朱子学(性理学)に於ける「命」について、今一度おさらいしておかう。 『命の一字二義あり理を以て言 […]
昨今、あいつは偽装右翼、等と左翼を暴かうとの如く動きも見得る。「偽装右翼」をそのまゝ解せば、「革命を計画する左翼が、右翼を偽装する」となる。方や、「転向右翼」と表現せる事もある。しかし「転向右翼」をそのまゝ解せば、「革 […]
前回に引き続き、伊藤仁斎の「命」字の語法を考察する。 明治啓蒙の言説に蘇る荻生徂徠 ~ 伊藤仁斎と荻生徂徠 その一 ~ 『命の一字二義あり理を以て言ふものあり、気を以て言ふものあり。天に在てはこれを命と謂ふ、人に在ては […]
先に、日本国憲法無効論の流派である、『旧無効論、失効論』、『真正護憲論(講和條約説、新無効論)』、『正統典憲論』のいづれも、伊藤博文著『憲法義解』で説明されてゐる以下については、共通してゐる事を述べておく。 『憲法は紛更 […]
荻生徂徠は、明治の啓蒙の言説のうちに蘇る。徂徠は、伊藤仁斎の古義学を批判し、古文辞学を提唱した。その伊藤仁斎は、はじめ朱子学を信奉し、『敬斎』と号してゐた。しかしその後、朱子学の理と敬の思想を批判し、仁愛の倫理を説くとい […]
最近、塚本幼稚園の教育方針を、反日マスコミがいかにも反日的に偏向報道を行ってゐる。その中でも「教育勅語の暗誦」をよく取り上げ、相変はらず反日の視点で否定してゐる。私も「教育勅語の暗誦」を、毎日行ってゐるのであるが、ここ […]
以前「レーニンの敗戦革命論」については記事を書いた。 大東亜戦争とは? 其の2 [レーニンの敗戦革命論] ここでは、「二段階革命論」をテーマにする。 私がまづ申し上げたい事は、共産革命を企む者が、皆初めから「プロレタリ […]
バークは、名誉革命を、ピューリタン革命やフランス革命とごた混ぜにするのではなく、区別する必要があることをここで述べてゐる。 『旧ユダヤ人通りのこの紳士諸君は、1688年の「革命」をめぐるすべての議論において、実は、イング […]
以前、バーク保守主義についての記事を投稿した。 真正保守(自由)主義とは何か? 「エドマンド・バーク著 フランス革命の省察」から学ぶ 俺は、元は十代の頃から歴史が好きで、憲法や保守思想を調べ始めたのは寧ろ二十歳を超えてか […]
佐久間象山は、信濃の松代藩士・佐久間一学の長男として、1811年2月28日に信濃で生まれた。 1828年、象山は佐久間家の家督を継いだ時の、松代藩主は真田幸貫である。幸貫は、真田信之から数へて八代目にあたる。 幸貫は、象 […]