中国とは自己の属する国家に対する称 ~浅見絅斎先生の「中国」の論~ 皇紀2681年
国家には、正統があるか否かによらず、いづれの国にも独自の歴史があり國體がある。 前回の記事で、若林強斎先生が、『(浅見絅斎先生について)真に神道の根本に触れたものでなく、儒学の力を仮りて神道を説くといふものであった。』 […]
国家には、正統があるか否かによらず、いづれの国にも独自の歴史があり國體がある。 前回の記事で、若林強斎先生が、『(浅見絅斎先生について)真に神道の根本に触れたものでなく、儒学の力を仮りて神道を説くといふものであった。』 […]
正統な崎門学派たる近藤啓吾先生は、 『三先生(山崎闇斎、浅見絅斎、若林強斎)の学問姿勢は一体にして、闇斎先生を、絅斎・強斎先生はよく継いで発揮したといってよい。しかし仔細に観察すると、闇斎先生の学問は厳密であって壮大雄 […]