まづは占領憲法9条を削除してから、暫くして、大日本帝國憲法を復元改正すればよい、といふ論もあるらしい。
どういふ事?
占領憲法を日本人の手で改正しても尚も大日本帝國憲法が現存してるといふ事になるが、ならば、占領憲法と大日本帝國憲法の関係性はどうなってるのか?教へてほしい。
大日本帝國憲法 > 日本国憲法?
それとも、
日本国憲法 > 大日本帝國憲法?
我々のいふ帝國憲法復元とは、現存確認の事である。無きものをあるんだ!と宣言してうにょっと帝國憲法が出てくる等といふカルト的なものではなく、現在も法的に「不文憲法 > 大日本帝國憲法」下である事を政治が確認する決議を、過半数でやるといふ事である。
占領憲法改正を訴へるなら、以下の事を説明せよ!
まづ現在、大日本帝國憲法は現存してるのか?それとも存在しないのか?
もし現存してるなら、日本国憲法との関係性は?
大日本帝國憲法 > 日本国憲法?
日本国憲法 > 大日本帝國憲法?
もし存在してゐないのなら、いつ如何なる手続きを以って大日本帝國憲法は破棄されたのか?
その手続きを述べよ。
60年以上占領憲法を使ってきたからとて、帝國憲法破棄の手続きがなければ、現存してる事はいふまでもない。
「日本人の手で占領憲法改正してから暫くして大日本帝國憲法を復元改正する」といふ支離滅裂な論は、、
「テロリロリン、大日本帝國憲法~」
「わーい、ドラえもん~ありがたう~」
君達は、ドラえもんのポケットでももってるのか?それとも魔法使い?
今君は、ボールペンが必要。しかしボールペンが手元にない。さあどうする?
「いでよボールペン、私の前にあらはれよ~」等と呪文を唱へるのか?
ボールペンのありかまで行くだらう、或いは探すだらう。
つまり大日本帝國憲法が法的に現存しないのなら、当然復元は不可能だ!
つまり日本人の手で占領憲法改正した後に大日本帝國憲法を復元するとは、占領憲法改正後も大日本帝國憲法が現存してる状態であるといふ事。
ならば、上記に書いた如く、
日本国憲法との関係性を述べよ!となるのである。
占領憲法改正と自主憲法制定は、帝國憲法破棄手続きだからね。これ程不敬かつ不可能なものはない。
そりゃあノンポリ左翼や戦後保守は、ルソーの革命思想が素晴らしいと教はったまま省みないんだから、帝國憲法復元が最も難しいかの如く思ふだらう。しかし手続き的にも我が國にとっても、それは間違ってます。政府がやらうとしないだけで、帝國憲法復元は、無効宣言すれば事実上復元可能なんです。寧ろ帝國憲法復元以外は革命なんです、ですから不可能なんです。
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