4機のうち、世界貿易センタービルに激突した2機とは。 ~9.11の真相~ 皇紀2682年

 平成13(耶蘇教暦2001)年9月11日、アメリカ・ニューヨークを襲った同時多発テロ。アメリカ政府の発表では、8時14分、8時43分、8時50分、9時27分と、立て続けに4機の民間航空機がハイジャックされた。
 そのうち、アメリカン航空11便(ボーイング767)とユナイテッド航空175便(ボーイング767)は、世界貿易センター(WTC)ビルに激突。
アメリカン航空77便(ボーイング757)は国防総省(ペンタゴン)の西側正面に激突、残る1機のユナイテッド航空93便(ボーイング757)は、ホワイトハウスを目指したが、勇気ある乗客達の抵抗によって進路を変へ、ペンシルバニア州に墜落したといふ。
 4機のうち、世界貿易センタービルに激突した2機の航空機(アメリカン航空11便(ボーイング767)とユナイテッド航空175便(ボーイング767))はともに炎上。高熱のため焼失し、残骸は何も残ってゐないと伝へられてゐる。
 しかし、ベンジャミン・フルフォードは、『こんなおかしな事があるだらうか?』と疑問を呈す。
 航空機のメンテナンス分野で30年の軍歴を持つロバート・ボウマン元米空軍大佐は、「機体が全て焼失する事もあり得ないし、通し番号(シリアルナンバー)をふって厳格に管理してゐる膨大な部品のうち、一つも見つからないなんて事があるわけがない」と語る。どんな墜落炎上事故でも、エンジンなど重要な部分は焼失せずに残ってゐるものだといふ。
 例へば、アメリカン航空11便の機体番号のN334AA、ユナイテッド航空175便のN612UA、といった通し番号がついた部品が一つでも見つかれば、機体の特定が出来た筈だった。
 また、そんな状況でありながら何故か実行犯のパスポートだけは判読可能な状態で見つかったといふ。ベンジャミンは、『おかしな話だ、エンジンよりも火に強いパスポートなど、あるわけがない。』と述べてゐる。
 ビルに激突した機体は、発表された機体とは違ふため、アメリカ政府はその残骸を隠してゐるのではないか?

 米空軍の退役軍人ジョージ・ネルソン氏も様々な角度から撮られた機影の映像や写真を検証したが、「これはユナイテッド航空175便ではない」と断言してゐる。
 ベンジャミンは、『2機目(ユナイテッド航空175便)が激突する映像をスローで見てみると、機体は真っ黒で窓は見当たらず、胴体の下部に確かに全長10m程の黒い筒状の物体が見えた。
 普通、旅客機にかうした物体を付ける事は考へられない。ハイジャック犯が空港を出る前に誰にも気づかれずにこんな大きな物体を取り付けるのは不可能だ。』と述べてゐる。
 ツインタワーに激突したといはれるボーイング767は、ハイジャックされた場合でも、遠隔操作で乗っ取り返す事が可能となってゐる。また、9.11のすぐ後に始められたアフガニスタン戦争では、米軍が無人軍用機を大量に投入。無人偵察機だけでなく、ミサイル攻撃や爆弾投下などの様々な軍事作戦を無人軍用機の遠隔自動操縦で行ってゐる。
 ハイジャックされた航空機はどこかで入れ替はり、実際にビルに激突したのは、民間航空機を擬装した無人軍用機なのではないか?

 それでは、世界貿易センタービルに「突入しなかった」航空機はどこへ行ったのか?
 公式発表では、ハイジャックされた4機のうち、アメリカン航空11便(世界貿易センター第1ビルに激突)と77便(ペンタゴンに激突)はロサンゼルスに向かふ途中にハイジャックされた事になってゐる。ところが、この9月11日の発着記録は存在しない。また、ユナイテッド航空93便(世界貿易センター第2ビルに激突)と175便(ペンシルバニア州で墜落)は、「到着地変更」となってゐる。

 また、航空機が激突する瞬間に発せられる閃光は、第2ビルに航空機が突入する瞬間をとらへた4つの別の映像からも確認出来る。1機目の航空機が第一ビルに衝突する瞬間をとらへた唯一の映像であるフランスのドキュメンタリー会社の映像でも、この閃光が映ってゐる。機体の下の筒状の物体といひ、この閃光といひ、激突直前にミサイル発射があったのではないかとの疑ひも出てくる。
 これに関して、元ローレンス・リバモア国立研究所員のローレン・モレ氏が「閃光の色から判断して、劣化ウラン弾が使はれた可能性がある」と指摘してゐる。
 それが本当かどうかを確かめるには、残留した放射能を調べる必要があるが、アメリカ政府は事件後にビルの残骸を全て持ち去ってしまったさうで、もはや確認する方法はないとの事だ。

 アメリカ政府の説明では、激突した2機の機体が全焼する程の高熱でビルが燃え、上層階の重みに耐へられなくなって、崩壊した(パンケーキ現象)といふ。
 ところが、世界貿易センタービルの鋼材を認証した安全試験期間、「アンダーライターズ・ラボラトリーズ」の研究所長・ケビン・ライアン氏によると、ビルの鋼鉄の融点は摂氏1649度。一方、航空機の燃料が燃えた時の温度は、遥かに低かったといふ。一般の鉄でも融点は1500度以上、ジェット燃料ではどんな条件であっても1000度を超える事はない。ジェット燃料の火災程度の温度では、機体が全焼したりビルが崩壊したりする事はあり得ないのである。

 ビルが火災で自然に"崩壊"したのではなく、誰かによって"爆破"された事を証明し得る証拠として、現場に残されたビルの破片から、解体に火薬が使はれたと思はれる痕跡が発見されてゐる。ブリガム・ヤング大学(BYU)のスティーブン・ジョーンズ物理学博士が、自身の論文の中で詳しく検証してゐる。
 次回は、この痕跡における重要な「テルミット反応」から追っていく。

※参考文献
  • 「ベンジャミン・フルフォード著 暴かれた9.11疑惑の真相」
  • ベンジャミン・フルフォード著 暴かれた9.11疑惑の真相

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