バーク保守主義: 中身は我が日本の國體、精神

ルソーの人民主権を、我が國の外枠に当て嵌めようとすれば、一般の日本國民なら「日本の國柄に合はない!」と声を上げるだらう。
がしかし、左翼陣営が、ルソーの人民主権を、例えば表面上「尊皇思想」と表して、蔓延させたらどうか?
実質は、ルソーの人民主権そのものであると見抜き、批判の声を上げる者がどれだけゐるか?
俺は、見抜けるか?さへも正直自信がない。
ましてやニワカ保守達は、何の疑ひも持つ事なく、ころっと騙され、左翼とともにルソー思想の蔓延に貢献するであらう。
だから、保守主義の父、エドマンドバークの保守主義を「外枠」として取り入れる必要があるのだ。勿論中身は我が日本の國體、精神となる。
平たく言へば、中身に於いて、
日本は、神道、武士道、天皇、皇族。
英國ならば、宗教(キリスト教)、騎士道、國王、貴族。
いづれも、外枠にバーク保守主義を当て嵌める事で、見事に合致するのである。
外枠に、バーク保守主義を当て嵌める事で、上のやうな例へ表向き「尊皇思想」と謳ってゐても、実態がルソー思想ならば、この悪を根底から否定し、排撃してくれるのだ!
バークがイギリスの思想家だからとて、「欧米の思想を取り入れるのはかぶれてる」等と云ふ奴は、國家論のない初心者保守の戯言である。


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