サラエボ事件とは?

1914年、6/28、オーストリア皇太子夫妻が暗殺された。第一次世界大戦の発端となった有名な事件である。
多くの高校の教科書は、犯人は、セルビアの民族主義者の一青年としてゐるが、これは歴史偽造であり、真実は、三人の犯人は、トロツキーやレーニンに心酔した「共産主義者」だった。
彼らのテロの目標は、世界大戦を引き起こす事であり、「帝國主義戦争を内乱へ、内乱から革命へ」(レーニン「國家と革命」)への実践にあった。
つまりは、1917年のロシア革命の第一幕がサラエボ事件だったのだ。
三人のテロリストを背後で支援してゐたのはセルビア陸軍の青年将校達であり、彼らはロシアの革命派と気脈を通じ合はせてゐた。

※参考文献
  • 「若狭和朋著 日露戦争と世界史に登場した日本」

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